「右わき腹の痛みで、手をつなぐと痛い。明日の仕事が不安」(50代女性、リハビリ)

昨日から、右わき腹が痛い。特に思い当たるようなきっかけはないが、そう言えばペットボトルのケースを5箱運んだのが良くなかったかもしれない(たまに運ぶことがあるので、珍しくはない)。一晩寝たら良くなるかと思っていたが、むしろ痛みが増している気がする。小学校低学年の子供と歩くときに右手をつないだら、激痛が走った。明日は仕事で体を使うので、このままでは仕事を休まなくてはいけなくなりそう。何とかしたくて510バランスカイロプラクティック自由が丘を訪れた。


<初回来店時の状況>

じっとしていれば大丈夫だが、右腕に力が入ると痛みが強く出る。本人の言うように、このままでは仕事どころではなさそう。姿勢は右に傾いていて、右肩は前上方に巻き込んでいた。また、相対的に右足が短くなっていた(脚長差+)。体を動かしたときの痛み(動作時痛)が顕著で、体幹をひねると激痛が走る。左にひねっても痛むが、右にひねると特に痛みが強い。骨折や肋骨にヒビが入っている可能性を考え、深呼吸をしてもらったが痛みは出ない。また痛みの強い部位と離れたところへ振動刺激を入れたが特に痛みは誘発されなかった。カイロプラクティック検査では、胸腰移行部(背中と腰の境目)に問題が見つかった。


<施術内容及び経過>

胸腰部の脊柱起立筋は、緊張度が高く痛みをかばっているようだった。うつ伏せで、痛みがでないように背骨の関節を少しずつ動かしていく。脊柱起立筋の緊張度が下がってきたところで、カイロプラクティックの矯正を胸椎12番に対して行った。脚長差はなくなり、体幹をひねる動きでは左にひねっても痛みが出なくなった。右にひねると痛みが残っていたが(70%減)、可動域は増えていた。右腕に力を入れても、痛みは出なくなっていた。翌日仕事をしたいとの希望があったため、右わき腹には痛みを軽減させるように補助的にテーピングを行った。

2週間後の2回目来店時には「翌日、無事に仕事ができました」とのことだった。体幹をひねる動きをチェックすると、痛みはなく張り感があるだけになっていた。可動域も増えていたが、まだ姿勢が右に傾いていたので継続してカイロプラクティックの矯正を行った。今後は時折メンテナンスで安定化を図ることになり、ケース終了となった。


<カイロプラクター後藤のコメント>

突発的に症状が出るときには、何らかの原因があるはずです。特段いつもと違うことをしていなくても、慢性的な姿勢の癖がありそこに負荷がかかることで症状につながる場合があります。今回のケースは、それだったのではないかと思います。

何もしなくても痛い場合(安静時痛)は、神経筋骨格系以外の原因を除外する必要があります。動きに伴う痛み(動作時痛)だけの場合は、神経筋骨格系に原因があることが多いです。今回は骨折を疑いましたが、深呼吸と振動刺激で痛みが誘発されず、カイロプラクティックの矯正を行うことができました。動作時痛であれば、カイロプラクティックで背骨から正すと良い変化が得られることが多いです。

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【自由が丘駅4分】510バランスカイロプラクティック自由が丘

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